砂糖不使用や低糖質のお菓子を選ぶとき、パッケージの表に書かれた「糖質◯g」の数字だけで決めていませんか。実は、本当の情報は裏面にあります。今日は、砂糖不使用のお菓子を作る私たちが、ひとりの買い物客として原材料表示をどう読んでいるかをご紹介します。
その「糖質◯g」、何を除いた数字?
低糖質スイーツや糖質オフのお菓子の売り場でよく見かける「糖質0.8g」「糖質1g台」という驚きの数字。よく見ると、近くに小さくこう書いてあることがあります——「※エリスリトールを除く」。
エリスリトールは糖アルコールという人工的に精製された甘味料の一種で、体内でほとんど代謝されないため、栄養成分表示のルール上、糖質量から除いて表記することが認められています。それ自体は不正ではありません。ただ、栄養成分表示の「炭水化物」や「糖質」の欄を見ると、実際にはもっと大きな数字が書かれていることがあります。表の数字と裏の数字、どちらも本当。だからこそ、低糖質スイーツこそ裏面まで読む価値があります。
原材料は「多い順」に並んでいる
食品表示のルールで、原材料は使用量の多い順に書くことが決められています。つまり最初の3つを読めば、そのお菓子が何でできているかの大枠がわかる。
低糖質を名乗るお菓子の筆頭が甘味料だったら、甘味料が主役のお菓子です。小麦ふすまや大豆粉が並んでいたら、粉を置き換えたタイプ。最初に卵やバター、アーモンドなどの素材が来ていたら、材料そのもので組み立てたタイプ——同じ「低糖質スイーツ」でも、中身の設計思想はまったく違います。
ちなみに、砂糖不使用のお菓子を探すなら、原材料欄に「砂糖」「ぶどう糖果糖液糖」「水あめ」が無いことを確認するのが確実です。「甘さ控えめ」「低糖」という表の言葉は、砂糖不使用を意味しません。
「/」から後ろは、添加物
原材料表示には、じつは区切りがあります。「/(スラッシュ)」より前が食品、後ろが添加物。裏面を見たら、スラッシュの後ろを数えてみてください。増粘多糖類、乳化剤、香料、人工甘味料、保存料——後ろが長いお菓子は、それだけ「素材以外の何か」で成立しているということです。
これも、悪いことではありません。日持ちや食感のために必要な技術でもあります。ただ、無添加のおやつや体にやさしいお菓子を選びたくて低糖質コーナーに来たのなら、スラッシュの後ろの長さは、一度見てみる価値があります。
まとめ:裏面チェックリスト
- 「糖質◯g」の近くの**※印**を探す(何を除いた数字か)
- 栄養成分表示の炭水化物・糖質の欄と見比べる
- 原材料の最初の3つで、何でできたお菓子かを掴む
- スラッシュの後ろ(添加物)の長さを見る
- 砂糖不使用を求めるなら「砂糖」「液糖」「水あめ」の不在を確認
Sugarzeroは、原材料表示が短いお菓子を作っています。白砂糖・小麦粉・人工甘味料・保存料・添加物を使わない、砂糖不使用・グルテンフリーの焼き菓子。甘さは羅漢果(ラカンカ)・はちみつ・デーツだけ。裏面を読む習慣のある方にこそ、一度見ていただきたい表示です。